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日々 感想
普通の日記のほうにこまごま書きましたが、先週の土曜はサイクルモードに行って来ました。楽しかった。
去年あんまりよくわからないままでかけて行ったのと比べると、なんていうか、参加している感じがしたなー。前はぼんやり眺めてることしか出来なかったけど、今年は試乗も出来ましたしねー。
あとトークショーもね。
裏話的なこととかはともかく、実際表に出てきていない設定なんかは二次を書くにあたってはあんまり関係ないんですけども、でも東堂にお姉ちゃんがいるといわれると、ああでもなんかわかるなあって気にもなる。前回日記に書いたあれこれに繋がるけど。弟として育った尽八っていうのは自分の中にある東堂像と照らし合わせても全然無理がない。ていうかわかる。私がぼんやり思ってることが実際どれくらい書くものにあらわれるのかはわかんないですけども。
ちょっとかくす。


東堂の自分を信じる強さって、肯定されて生きてきた強さみたいなものかなって思うんだけど、そのほかに、絶対的に信頼できる存在を持ってる人の強さのような気もするんだよね。価値観すらゆだねられるような。
あれ、それって強いの?……まあいいや。
2こ上のおねーちゃんがいる弟。と考えると、おねーちゃんのいう事は絶対って育ってきた年少の頃のトラウマじみてきてしまうけども、たとえばおねーちゃんに「すごい?」ってきいて「すごい!」って肯定してもらったら、それは小さな弟には偉い自信ですよね。頑張ったときに「よく頑張った」ってすごく身近で尊敬している存在に言ってもらったことがある子。そうやって育ってきた子。ねえちゃんすごいひとなんじゃないの?
男の子と女の子で2歳だから、よちよちの東堂がおねえちゃんのあとをくっついていくのはなかなか頑張らないと難しかったと思うしね!
なんか、そういう感じのもののような気がするんですよねー東堂の強さって。私の中ではしっくりくるんだ……。だってかわいいんだも!!!
あと、おねーちゃんというところも!ぼくは男の子だからいざとなったらおねえちゃんを守るんだよ、みたいなことを思っていたような幼いかわいさを感じる……。
かわいいかわいい言われて育ってきただろうなーっていうのはおねーちゃん関係なく、今までのあれでじゅうぶんわかるけど。
おねーちゃんにだけはこのまんじゅう!とか言われていたらいいんじゃないかな。
……あれ??巻ちゃん??




とか。そんなこんな。


拍手ありがとうございます。




7日2時のかた>
わかりにくくダラダラと書いた文に過分なお言葉をどうもありがとうございます!でもこうして書いたことで、それが別のどなたかの何か、彼らについて考える上でのきっかけになるとしたら、すごく嬉しいことです。書いておいてよかったなあって思いました。
ペダルはみんなキャラがすごく魅力的なので、どうしても掘り下げて考えてみたくなりますよね。そしてそれがすごく楽しいですよね!
コメントをいただけて嬉しかったです。こちらこそ大感謝です。どうもありがとうございました!



2011/11/08(火)00:01

日々 感想
昨日は荒北好きの友人と荒北の話をしに出掛けていって、店に入って気づけば5時間。荒北とか新開とか、あと東巻とか。いろいろ喋り倒してきました。
前ジャンルからの友人なので、サンゾロと東巻の違いとか似てるとことか、そういう話も出来て、そうするとさらに自分の萌えへの理解が深まる感じ。楽しい。
文字書きさんで、私は彼女が荒北の話を書くのをすごく楽しみにしているんだけど、少し前の怒涛の荒北展開は彼女にとってはちょっと大きすぎてしばらく思考停止におちいっていた模様。
でもしゃべっていくうちに、いろいろ腑に落ちたこととかもあって、とにかくとても有意義だったことはたしか。忘れないうちにいろいろ書いておこうとおもう。
まあこういうのは人それぞれなのであれですけど、わたしたちが喋って喋って行き着いた荒北はこうだった、という話です。あと新開も。


疑問点は結局のとこひとつで、やっぱり「なぜ福ちゃんにだけはほめてほしかったのか」ってことなんですけども。
荒北はなぜロードに乗ったのかな。福ちゃんに勝つため、ではないよね。
荒北の優しさや強さは、挫折を知っている人のそれだと思うのですけども、あの挫折の受け止め方に関しては、まったくだめだめだったわけですよね。
今の荒北はメンタル強いって思えるけど、もともと持っていた力じゃなくて、自転車に乗っていく間に培われてきたものなんだよね。
今の荒北はきっと昔の自分については後悔でいっぱいなんだと思う。ああいうふうにしか事態を受け止められなかった自分の未熟さをすごく恥ずかしい思いで眺めたりすることもあるんだとおもう。いまだに。
それでもおれも昔はそうだった、なんてことを語れちゃうのは成長の証なわけで、自転車とともに過ごした三年間については、本当に誇りに思ってると思う。ほんと頑張ってきてよかったねって思う。


純粋じゃないといけない領域、というのを、荒北は三年間、福ちゃんを通して見てきたんだ。
あそこに行きたいってずっと思ってたんだ。
一度どん底までいった自分に染み付いている負け犬根性的なそういう醜さを、毎日一人で自転車に乗りながら一枚一枚はがしていって、「純粋さ」ってものを目指してきたんだ。
荒北がロードに乗ったのは、前を向いて進みたかったからだけれど、はじめは進んだ先になにがあるかまではわかっていなかったよね。
目指してるものがわかんなくなったことだってあったと思う。速ければいいってわけじゃないし、なにをおいても勝てばいいってものじゃない。荒北は一度まったく逆の要素に身を浸してしまったぶん、そこにたどり着くのは容易じゃなかったんだよ。
荒北がそういうふうにたったひとりでもがいてきたことを知ってるのは福ちゃんだけなんだ。福ちゃんがどういう思いで荒北を見てきたかは問題じゃないの。福ちゃんだけが最初からすべて知っているの。福ちゃんと、自分だけがね。
誰に褒められても「お前になにがわかる。お前がなにを知ってる」と思っちゃう荒北にとって、福ちゃんだけは、自分を褒めてもいい人間だったんだ。褒める資格がある相手だったんだ。
だって全部知ってるから。その福ちゃんが「よくやった」って言ってくれるなら、荒北も心から自分の三年間と到達した場所を認めてあげることができるんだよね。
荒北は自分に対してそう思ったから、福ちゃんからの言葉を求めたんだな……。
というような結論に達したとき、荒北が過ごしてきた三年間を思って、泣いた。
荒北はあそこで落ちたわけじゃなく、あそこにたどり着いたのだということがわかって、本当に嬉しくて泣いた。


さらに新開の話をした。
新開のメンタルの弱さについてだ。新開が自転車に乗れなくなったのはウサギを轢いてしまったのが直接の原因なわけだけど、それだけじゃないんだよね。
そのことで、自分が今までどういうふうに自転車に乗ってきたのかってことを、突きつけられちゃったからなんだよね。
新開は速くて速くてほんとうに敵無しだったんだと思うけど、勝ち続けてきたぶん、敗者の気持ちにはすごく鈍感だったんだと思う。
鬼になったときのあのひどさも、そういうののひとつで、弱い相手に対してはそれこそ、「負けるのに何で乗ってんの?」とか「遅いヤツは邪魔だなー」くらいのことを無意識に思っている傲慢さがあったりしたかもしれない。ひどいことをいっぱい言ったりしたんだろう。
前をのろのろ走ってる邪魔な相手を強引に蹴散らしたり、危ない追い抜きとか、まあ実力があって速いから出来ることを、回りを気にしないでやったりとか、よくわかんないですけど、ラフなことも意外とやってたんじゃないのかな。
いつしか勝つことが目的になっていたって気づいたとき、新開はそれまでの自分が恥ずかしくなっちゃったんだよね、きっと。純粋じゃなくなってたんだ。
そのことに気づいたら乗れなくなっちゃったんだと思う。強いってことがすべての自信の源だったのだとして、それを恥ずかしく思っちゃったら、それはもう乗れなくなるよね。どうやって乗ってたのかわかんなくなるよね。消えたくなるよね。
それだって結局はメンタルの弱さだけど、そのことに気づけた新開はいいなって思う。そうして自分がしてきたことを目の前に突きつけられて傷ついたぶん、やっぱりああいうふうに自分を癒してやる時間が必要だったんだなー。どんだけひどかったんだろうなー。


こんな新開の気持ちを一番わかったのはやっぱり荒北だったと思うなあ。なにに苦しんでいるかが手に取るようにわかっただろう。違うのは、荒北が自分は悪くないと思って泥沼に陥ってたのに対して、新開は自分のしてきたことに苦しんでたってことだ。
それでも新開は自分で立ち直ってきたんだから、強いよね。みんなからの期待や信頼があったこともあるだろうな。寿一の存在も大きいよね。力を必要とされていると思えば、なんとか戻りたいと努力することだって出来るよ。
大げさだけど、生まれなおし、みたいなことかなあ。どちらにとっても、間違った道からもとのまっすぐな道に戻るための苦しみだったんだよね。
まっすぐな道の先には、寿一の背中があるんだぜ。なんてこった。


だからこそ、二年の夏に寿一がしでかしたことの衝撃は、どんだけだっただろうと思う。寿一も苦しんだよ。あの寿一が自分で千葉に行こうとするまでに、彼らの間にどういうやり取りがあったんだろうね。知りたいなー……。背中おしたの絶対荒北よね。何も知らないでと思ったら東堂かわいそうだけど……。


東堂はメンタルがつよつよなので、そういうことには一切陥らないね。山神だからね。ぶれない。巻ちゃん関係以外では。なんなんだろうあのこの強さめちゃめちゃいとおしい。
自分を信じる力の強さだけども、それだって積み重ねですから。東巻は二人ともそうだね。
東堂の強さと明るさを愛してる。
適当ですけど、まあそういうようなことを話しました。思い出しながらだからちょっとよくわかんなくなってるかもしれないけど、まあこんな。楽しかったー。


しっかし、ハコガク本当にたまりませんね…。





2011/11/03(木)15:44

日々
どうやらようやくペダルでコミケに出られるようです〜。長かった。
去年の夏は間に合ってなくて、冬は発行予定のサンゾロ本があったからそっちで出ざるをえなくて、今年の夏はおっこちて、で、ようやく。
金曜日 西地区“ぬ”ブロック−02a です。
twitcmap見てみたら、ペダル島3つくらい?

のろのろ原稿やってます。冬のことも考えなきゃだけどその前にアンソロだ!



2011/10/29(土)22:03

日々
開始しましたー。よろしければ!!

戦利品をじりじり読んでます。本とは今日から書き始めなきゃって思ってるんだけどどうしても読みたい本があるのでこれを読んだらやる!!



2011/10/25(火)22:02

日々
参加された皆様おつかれさまでしたー。
お声かけてくださった方ありがとうございます。嬉しかったです!お菓子とかも!ありがとうございます!
しかし私はなんとなく気もそぞろだったなあ、と今思い出してもなんだかだめだ。
あわあわしたりぼーっとしたりしていた。普通に冷静な大人のひとになりたい。

通販詳細は明日くらいに作業します。今日は寝るまでひたすら読むだけの日!



そういえば新刊の話。
蔵っていうと座敷牢的なものを想像する人意外に多いんですね。
全然思いつかなかったとはいわないけどうまく書ける気全然しない……そういう雰囲気の書けたら楽しいだろうなって思うけども、不得手ジャンルだー。だからあんなに苦労したんだな。そういうのが得意な人が得意とするキーワードなんだ……。
そういう感じのを選んでたらもっと苦労しただろうし、たぶん目指したもののなんか違う変な感じのになってしまうと思う。
ともだちに「で結局何を書いたの」って聞かれてとっさに「禁じられた遊び」って答えたのがすごいしっくり来た。飴のさんは自分で「和製ハーレクイン」て言ってたよ。
そんな感じの本になったですよ新刊は。



2011/10/24(月)22:21


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