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映画刀剣乱舞

01 23 *2019 | 未分類

ゲームは始まってすぐの一ヶ月だけやって放置している審神者ではない、そして特撮ファンでもない、2.5次元にも疎い私だが、この映画は本当に楽しみにしていた。

疎いなりに、弱虫ペダルの舞台だけは今までのもをすべて観ていて、刀剣男子8人のうち、5人、ペダルで楽しませてもらった人たちだからだ。大成功してほしいと思っていたし、今も思っている。

審神者と近似である三日月宗近の間には、共に過ごしてきた長い年月があって、その最後の数戦、という設定だったのかな、と思った。

ストーリーの感想を細かく書く気はないのだが、とてもよかった。きっちりとまとまって、違和感なく、回りくどくなく、説明不足でも過多でもなく、 最小限の登場人物と情報で、 日本人ならほぼ誰もが知っている本能寺の変という題材をもとに、信長はどこで死んだか、というifを描いている。それを知るのは刀のみ。本当にそれがある意味では真実なので、ファンタジーだしゲームだけれど、妙に説得力がある。刀でなければ、この感情を呼び起こすのは不可能だろうと思う。

刀は、ひとよりも神様に近いところにある物だからかな。穢れを払う力。火と水で造られた圧倒的な存在。

観ていて感じたのは、とにかく、刀剣男子たちが、ゲームのキャラクターだった、ということだ。ゲームの中の世界をそのままで、一本のお話として成立させていた。彼らが刀だということが、とても心強く尊いものに思えた。刀が守ってくれているのだ、と感じられることが、妙に嬉しかった。

17:20